ラクーン:全体的に消費不況が続く中で、増収増益と順調なスタートを切る

2012年9月2日 10:13

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■スーパーデリバリーではMDを設置し、小売店目線の強化に取り組む

  ラクーン <3031> (東マ)は31日、13年4月期第1四半期連結業績を発表した。

  売上高23億64百万円(前年同期比10.4%増)、営業利益33百万円(同19.3%増)、経常利益32百万円(同21.9%増)、純利益22百万円(同7.2%増)と全体的に消費不況が続く中で、増収増益と順調なスタートを切った。

  売上高に関しては、EC事業と売掛債権保証事業の事業規模の拡大に努めたことから増収となった。

  EC事業の主力であるスーパーデリバリーでの取組みは、前期に会員小売店の属性ごとにサイトをパーソナライズ化しているが、その会員小売店の属性ごとにMD(マーチャンダイザー)を設置し、小売店目線の強化に取り組んでいる。各MDは売上分析や市場調査を行い「スーパーデリバリー」に足りない企業やブランドの顕在化を図っている。その上で新規出展企業の獲得を行うことで、会員小売店が必要とする商品の充実化を図っている。また、出展企業から会員小売店へ取引のオファーが出来るようになった。従来、会員小売店と出展企業の取引開始のきっかけは、会員小売店から出展企業に対して行う取引申請のみであった。新機能により出展企業から会員小売店の開拓が出来るようになったことで、取引開始のきっかけが一方通行から双方向となり、出展企業と会員小売店のマッチング機会が高まっている。その結果、「スーパーデリバリー」の経営指標は会員小売店数33,649店舗(前期末比744店舗増)、出展企業数1,035社(同38社増)、商材掲載数343,391点(同23,061店増)となっている。

■売掛債権保証事業も増収増益

 「Paid」は、引き続き知名度の向上及び加盟企業とPaidメンバーの獲得に注力している。また、企業間取引や卸売サイトの運営会社等と「Paidカート連携サービス」導入の業務提携にも注力している。「Paidカート連携サービス」は、導入企業の自社卸サイトのショッピングカートで決済方法の一つとして選択するだけで「Paid」のサービスを利用することが出来る利便性の高いサービス。  売掛債権保証事業は、前期に引き続き人員の増加による営業力強化とリスティング広告の増加によるマーケティング活動の強化を行った。その結果、保証残高は25億16百万円(同2.2%増)となり、売掛債権保証事業の売上高は87百万円(同28.3%増)、セグメント利益は8百万円(同2.6%増)となった。  全体の利益面については、新規事業である「Paid」と売掛債権保証事業において、人員を増やしたことに加え、本社移転に伴う費用の一部として本社移転費用4百万円を特別損失に計上したが、増収効果により増益となっている。  今期13年4月期連結業績予想は、売上高100億円(前期比9.9%増)から103億円(同13.2%増)、営業利益1億60百万円(同14.3%増)から1億70百万円(同21.4%増)、経常利益1億50百万円(同12.8%増)から1億60百万円(同20.3%増)、純利益1億10百万円(同0.9%増)から1億20百万円(同10.1%増)と当初予想に変更はない。

(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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