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シャープ、国内で希望退職2000人を募集
シャープは28日、同日開催の取締役会において希望退職の募集を行うことについて決議し、労働組合に申し入れたと発表した。対象となるのは国内におけるシャープグループ各社で、募集人数は2,000人程度。募集期間は11月1日から11月14日の予定。退職日は12月15日の予定。
シャープグループは現在、業績回復に向けて、事業構造改革ならびに財務体質改善に取り組んでおり、具体的には、顧客や事業・ビジネスモデルの特性に応じた事業グループの再編を行うと共に、拠点の縮小、本社のスリム化、人員の適正化等を行い、競争力のある収益構造への改善を推進している。今回の希望退職募集はこのような取り組みの一環として行うもので、シャープグループ外に活躍の場を求める社員に対して、十分な経済的支援および再就職支援を行うことを骨子として実施する。
なお、今回の施策に伴い発生する費用は、国内グループ会社合計で270億円程度を見込んでいるが、8月2日に公表した2013年3月期通期連結業績予想に織り込み済みだという。また、現時点では希望退職者の応募者数は未確定であり、希望退職者の募集の結果(応募者数及び費用等)については、確定後速やかに開示するとしている。
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