【注目の決算銘柄】森下仁丹は業績予想に変更なく営業増益7割増を推進

2012年8月11日 22:34

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■マイクロカプセル応用のレアアース・レアメタル回収も進展

  森下仁丹 <4524> (東2)が10日の午後に発表した第1四半期の連結決算(4~6月)は、営業利益や純利益が0.7億円から1億円の小幅赤字。ただ、これは、ロート製薬との共同販売会社の解散にともなう販売体制再構築の先行費用などが主要因で、今3月期の業績予想に変更はなく、営業利益は前期比78.9%増の5.0億円、純利益は同8.8%増の4.5億円を据え置いた。予想1株利益は22円12銭。

  第1四半期は、ヘルスケア事業で緑茶青汁などの通販商品群が伸び悩んだものの、主製品の「ビフィーナ」の売上高は前年同期比36.0%の増加となり、引き続き好調。また、口内炎治療薬などOTC医薬品は順調に伸展。医薬品分野のカプセル受託は前年に引き続き順調に推移し、同11.1%増となった。

  シームレス・マイクロカプセルの応用展開では、本日、レアアース・レアメタル回収カプセル実証事業が経済産業省の補助事業に採択されたことを発表。独自のシームレスカプセル技術を応用した希少金属回収システムの開発を、大阪府立大学・大学院工学研究科の小西康裕教授らの研究グループと共に推進する中で、このほど、経済産業省による事業化支援として、平成23年度の補助事業に採択された。すでに、カプセル内部に非鉄金属イオンを取り込むことで、効率的に濃縮回収を行う為の技術開発に成功しており、今回のプロジェクトでは、 従来のように大量の薬品を使うことなく、また低エネルギー(低コスト)で環境への負荷も抑えた、環境調和型のレアメタル回収技術の確立と早期実用化を目指す。

  株価は6月上旬に419円まで上げて年初来の高値に進み、その後はなだらかな微調整基調。9月上旬で3カ月になり、日柄調整としては、お盆休み明けから休養十分の態勢になってきそうだ。本日の終値は361円(2円安)。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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