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旭化成リフォーム、既存の単世帯ヘーベルハウスを二世帯住宅にリフォーム
1階:リフォーム工事前(左上)と工事後(右上)、2階:工事前(左下)と工事後(右下)(画像:旭化成リフォーム)[写真拡大]
旭化成リフォームは9日、旭化成ホームズが過去に供給したヘーベルハウスへのリフォーム提案強化の一環として、延床面積40~50坪の単世帯ヘーベルハウスを対象とした二世帯化リフォームにより、高齢期の親世帯と共働き子世帯の同居を応援する商品「ヘーベルハウス リメイク コンパクト二世帯タイプ」を、8月20日より発売すると発表した。
高齢社会の進展により、高齢夫婦2人や単身での居住が増加することで将来的な介護などへの不安が高まり、一方では若年世代の共働きが一般化して待機児童問題が注目されるなど様々な問題が表れつつある。このような状況を反映し、旭化成ホームズの二世帯住宅研究所の調査においても、2世帯同居の理由に「家事・育児の協力」や「3世代で楽しく」といった回答が増えるなど、互いにとってよりメリットの大きい積極的な2世帯同居が増加する傾向にある。
また、旭化成ホームズの供給する新築二世帯住宅のうち約半数を占める共用二世帯(キッチン2つ、玄関1つ)では延床面積40~50坪の建物が多く(約40%)、旭化成リフォームへの二世帯化リフォームの相談も、従来は延床面積50~60坪の規模が多かったのに対し、最近は40~50坪での計画が増加傾向にあるという(二世帯リフォーム調査)。
旭化成リフォームはこれを踏まえ、築20~30年を迎えるヘーベルハウスのうち40~50坪の2階建て単世帯住宅が全国で1.5万棟近く存在し、その約半数が既に2人以下の少人数で暮らしていると推測される(リフォーム訪問時アンケート)ことから、これまで蓄積してきた二世帯住宅プランニングのノウハウを活用し、特にストック数の多い40坪台の建物を魅力ある二世帯住宅にリフォームするための提案として、「ヘーベルハウス リメイク コンパクト二世帯タイプ」を発売することとした。
商品の特徴としては、40坪の単世帯住宅から二世帯住宅へのリフォームが可能となるよう、「2方向ユニットバス」「コンパクトキッチン」など省スペースアイテムを採用。「ビッグテーブルのLDK」「孫共育ゾーニング」などの3世代が楽しく暮らすためのプランニングの工夫や「太陽光発電+燃料電池」によるエネルギーシェアシステムも提案している。
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