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【アナリストの眼】フシ抜けから一段高見込める日本電線工業、高シエアの警報用好調
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日本電線工業 <5817> (大2)は、計装・制御用や防災用の電線が主力の中堅メーカーで、生産拠点集約などの事業構造改革を進めている。市場シェアの高い警報用電線の需要増加や、業績改善期待などが材料視される可能性がありそうだ。
今期(13年2月期)通期業績(非連結)見通しについての会社予想は、売上高が前期比4.3%増の48.0億円、営業利益が同38.9%増の2.0億円、経常利益が同36.4%増の2.1億円、純利益が2.04億円(前期は3.71億円の赤字)としている。12年12月までに大阪工場を閉鎖して兵庫工場に生産を集約し、生産品目の見直しや生産効率の向上を進めるとしている。生産の移転・集約に伴う移設コストが発生するが、全社的なコスト削減などで吸収する模様だ。純利益については、生産拠点の再編関連で前期に計上した事業構造改革費用の特別損失が一巡することも寄与して、5期ぶりに黒字化する見込みだ。年間配当については7円(期末一括7円)としている。
株価の動きを見ると、4月4日の年初来高値416円から反落し、7月23日には229円まで下落する場面があった。しかし直後に動意付き、26日の終値298円は前日比45円(17.79%)高、27日の終値357円は前日比59円(19.8%)高と急騰し、30日の取引時間中には398円まで上昇する場面があった。
8日の終値361円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS43円78銭で算出)が8~9倍近辺、今期予想配当利回りが1%台後半、実績PBR(前期実績のBPS934円92銭で算出)が0.3倍台となり、特にPBRは割安感が強い水準だろう。
週足チャートで見ると、安値圏から高値圏へ急騰して年初来高値に接近する形となった。当面のターゲット水準は4月4日の年初来高値416円となるだろう。業績改善期待などで動意付く可能性もあるだけに、年初来高値を突破すれば一段高の期待も高まるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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