【注目の決算発表】ニッカトーは1Q業績の低利益進捗率を嫌気して急反落

2012年8月7日 10:26

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  ニッカトー <5367> は7日、25円安の455円まで下げて急反落、6月4日につけた年初来安値433円を覗いている。

  前日6日大引け後に今3月期第1四半期(1Q)の単独決算を発表、今期から単独決算開示となり、前年同期比較がないが、期初予想の今期第2四半期(2Q)累計業績に対して低利益進捗率にとどまったことを嫌いリスク回避売りが先行している。

  ただ今年6月払込で実施したツバキ・ナカシマ(奈良県葛城市)向けの第三者割当の自己株式処分の処分価格461円を意識して下値抵抗力も発揮している。

  1Q業績は、売り上げが18億4800万円、経常利益が1億6100万円、純利益が7100万円となり、2Q累計業績対比の利益進捗率は、41~35%と目安の50%に未達となった。

  主力のセラミックス事業で、電子部品業界向けの需要回復が予想より遅れ、エンジニアリング事業では子会社事業を吸収したことが寄与したが、原料・燃料の値上げ、生産設備増強に伴う減価償却費増などのコストアップを生産合理化ではカバーできず低利益進捗率にとどまった。

  2Q累計・3月通期業績は期初予想を変更せず、通期純利益は、5億7000万円(前期比23%増)と増益転換を見込んでいる。

  株価は、自己株式処分価格が安値で決まったことで年初来安値まで下ぶれ、処分価格近辺での値固めが続いた。PERは9倍台、PBRは0.6倍、配当利回りは3.2%と下げ過ぎを示唆しており、目先売り後に再度の底上げ展開も想定される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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