ミサワホームが快適な暮らしをサポートする気象情報連携サービス開始

2012年8月3日 11:00

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記事提供元:エコノミックニュース

 ミサワホームが、快適な暮らしをサポートする気象情報連携サービス「太陽と風のスマートガイド」を日本気象協会と共同開発したと発表。同社オリジナルHEMSサービス「enecoco(エネココ)」を通じて提供を開始する。

 「太陽と風のスマートガイド」とは、ミサワホームのノウハウと日本気象協会が持つ市町村ごとの気温や湿度、風向き、風速、日照などの気象予測情報を連携させることで、地域や時間帯別の快適な暮らし方や省エネアドバイスを可能にしたもの。気温や日照などの予測データと連動し、室温の上昇を抑える工夫としてカーテンを閉め、日差しを遮るタイミングを4段階でガイドする「太陽のスマートガイド」、気温や湿度・風向・風速などの予測データと連動し、窓を開けることで心地よい風が入るレベルを8段階でアドバイス、クーラーが不要な時間帯を事前に知ることも可能で、台風などの戸締りが必要な場合についてもガイドする「風のスマートガイド」、気温や湿度などの予測データと連動し、真夏に起こる「熱中症」についての危険度と予防策を5段階でガイドする「夏とおともだちガイド」の次の3つのガイドで構成されているという。

 これらの情報はHEMSサービス「enecoco」利用者のスマートフォンやタブレット端末などで閲覧することができる。さらに、「太陽と風のスマートガイド」でガイドする内容は今後、季節に応じて変えていく予定だという。

 近時普及をし始めたスマートハウス。各住宅メーカーがスマートハウスを展開する中、他社との差別化を図る上で最も性能差の現れやすいのがHEMSであろう。そのため、今回ミサワホームが開始したような独自のサービスは今後増加し、様々なバリエーションを見せるのではないだろうか。

※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。

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