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野村総研、ビッグデータの有効活用を目指す部門横断組織を始動
野村総合研究所(NRI)は30日、顧客と共同で具体的なビジネス仮説を設定し、ビッグデータを有効活用するための実証実験を行う部門横断組織「NRIビッグデータ・ラボ」を本格的に始動させたと発表した。
野村総研は、コンサルティングとシステムソリューションの力を活かし、顧客と共に、ビッグデータを活用した問題発見から問題解決までのプロセスを実行支援していく。参画企業と共同で、新しいサービスの創出を目指す「NRI未来ガレージ」の先行的な取り組みとして、生活者にとって真に価値ある“これから”のサービスの実現を図る。
「NRIビッグデータ・ラボ」では、経営や業務改革を専門とするコンサルタントをはじめ、データアナリスト、システムエンジニアといった各部門のスペシャリストを部門を横断して組織化することで、仮説構築から実証的にビジネスの可能性を検証するまでのプロセスを運営し、顧客企業の業務革新を目指す。
野村総研は、データ分析を活用した業務改革に精通したコンサルタント、BI(Business Intelligence)やビッグデータ分析に携わるデータアナリストとBIを得意とするシステムエンジニアを加えた約60人で「NRIビッグデータ・ラボ」のコアチームを組織し、各部門のデータ分析に携わるアナリストと連携し組織横断的な活動を展開する。このような社内横断組織「NRIビッグデータ・ラボ」を、今後3年間で350人超の体制にする予定。
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