【注目の決算発表】サイバーエージェントはS安気配、3Q好決算もフェイスブックの株価急落響く

2012年7月27日 14:51

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  サイバーエージェント <4751> (東マ)は27日、寄り付きから売り気配値を切り下げストップ安となる5万円安の17万5900円高売り気配と急反落、なお売り買い差し引きで約3万株の売り物を残している。

  前日26日大引け後に今9月期第3四半期(3Q)決算を発表、2ケタの増収増益と続伸し9月通期業績に対して高利益進捗率を示したが、同様に前日の米国市場で、取引時間終了後に4~6月期決算を発表したSNS(交流サイト)世界最大手のフェイスブックの株価が、業績の赤字転落とともに売り上げも減速したことを嫌い時間外取引で公開価格を下回って急落したことが響き、反応は限定的にとどまり利益確定売りが先行している。

  サイバーの3Q業績は、前年同期比15%増収、35%経常増益、24%純益増益と伸び、9月通期業績対比の利益進捗率は、86~81%と目安の75%を超えた。Amebaを中心にスマートフォンメディアのサービス強化やソーシャルゲームのラインアップ拡充を進め、Amebaの今年6月のページビュー(PV)が、339億PVと前年同月比で252億PV増加し、会員数も1645万人増の2359万人となり、課金・広告収入が増加したことなどが要因となった。

  9月通期業績は期初予想に変更はなく、純利益は85億円(前期比16%増)と連続の過去最高更新を見込んでいる。

  株価は、業績続伸を評価した年初来高値水準の25万円台から高額アイテム商法の「コンプリートガチャ」が、違法商法とされたことで窓を開けて同安値14万5000円まで急落、同商法と同社に関連は薄いとして急落幅の7割を戻した。PERは13倍台と下げ過ぎを示唆しているが、なお強弱感の対立が続こう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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