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【銘柄診断】アコムは業績改善の兆候が顕著、需給の整理も進み上値圧迫感は薄れる
アコム <8572> は6月15日の安値1379円をボトムに7月5日の1674円まで上昇、そこからの調整を7月23日の目先底値1501円で切り上げ、上昇2波トライへの態勢固めを進めている。ここへきて証券会社が投資判断、及び目標株価を引上げており、株価見直しを支援する材料になりそう。
貸金業法の改正や過払い利息返還請求の高止まりなどから、消費者金融業界はここ数年、厳しい事業環境が続いてきた。ただ、足元では利息返還請求が沈静化し、営業貸付金残高の減少に徐々に歯止めがかかるなど、改善の兆しが強まってきている。
今2013年3月期は営業利益440億円と、前期比42%の増加が見込まれている。前3月期に震災関連の引当金の戻し入れがあった反動で、貸倒関連費用が増加するものの、今期は利息返還費用の発生を見込まないことから、大幅な増益を予想している。
注力している海外事業なども伸張し、来期以降も高水準の利益を計上できる態勢が整ったとの見方が強くなっている。信用買い残は4月13日申し込み現在の4678万株から、直近7月20日申し込み現在では3621万株へ減少し、需給は多少身軽い状態となってきている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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