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三菱自、世界戦略小型車「ミラージュ」をタイから日本向けに出荷開始
三菱自動車は13日、同社のタイにおける生産・販売会社であるミツビシ・モーターズ・タイランド(MMTh)が、新型グローバルコンパクトカー「ミラージュ」の日本向けの出荷開始を記念し、タイ国工業大臣ほか多くの関係者の参列のもと、MMThラムチャバン工場が隣接するラムチャバン港で出荷式を実施したと発表した。
MMThラムチャバン工場では、他の生産拠点同様、品質基準を満たした良品のみが次工程に送られる管理体制を採用して高い品質を確保している。新型「ミラージュ」の立ち上がりに際しては、日本人検査員が駐在して出荷前の品質を全数確認するほか、現地検査員の指導も実施するなど、万全の品質管理体制を敷いている。
新型「ミラージュ」はラムチャバン港から出荷して名古屋港に到着するが、タイにおいて出荷前に日本と同様の万全の品質検査を実施しているため、日本における特別な手直しは必要とせず、三菱自のモータープールに新たに設置した検査場で最終検査を実施のうえ完成検査終了証を発行し、全国の系列販売会社へ出荷する予定。
新型「ミラージュ」の日本での発売は8月末を予定しており、本日より日本向けの出荷を開始する。MMThのラムチャバン工場は、三菱自動車のグローバル生産体制の中で日本に次ぐ第2の生産・輸出拠点であり、新型「ミラージュ」は新たに建設した専用の第3工場で生産している。今年3月からタイ向けの生産を開始し、6月からはアセアン諸国向けの生産も始めており、6月末時点での累計生産台数は約11,000台となっている。
今後は、日本に続き、欧州、豪州、北米などへ供給地域を拡大していく計画で、今年度の生産台数は12万台を予定している。なお、現時点での生産能力は年間15万台だが、将来的には20万台まで増強が可能だという。
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