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マツダ、マレーシアでベルマツ社と合弁生産・販売会社設立に向けて協議開始
マツダは13日、マレーシアにおけるブランド構築とビジネスのさらなる発展を目的に、同国におけるマツダ車の販売統括会社である「ベルマツモーター社」と、今年中の合弁生産・販売会社設立に向けて協議を開始することで合意したと発表した。
マレーシアはASEAN地域の中核市場の一つであり、マツダにおいても今後さらなる成長が期待される市場。この市場における成長を確実なものとするために、「Mazda3(日本名:マツダ アクセラ)」に加えて、新しい合弁会社のもと、2013年前半から同国向けの「マツダ CX-5」の現地組立を開始する予定。現地組立する「CX-5」の年間目標生産台数は3,000台を計画している。
マツダの山内孝代表取締役会長 社長兼CEOは、「マレーシアでのマツダ車の販売台数はベルマツとビジネスを開始した2008年以来、順調に伸びており、昨年度は約6,000台、シェアは1%と過去最高を達成した。2011年1月に開始した『Mazda3』の現地組立も順調に進んでおり、マツダにとって、さらなる発展が期待される重要な市場。今般、ベルマツと合弁生産・販売会社の設立を前提とした協議を開始することは、マツダとして同国市場にしっかりと根ざしてビジネスを展開していく意志を示すことになる。マツダは新興国ビジネスに一層注力し、ビジネスの反転攻勢を着実なものにしていく」と述べた。
なお、マツダは、マレーシアをタイ、インドネシアなどと同様、ASEAN地域の中核市場の一つとして考えている。現在推進している構造改革プランにおいて、2016年3月期にASEAN地域における販売台数目標を15万台と設定している。
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