イオン、中国エリアで展開するドラッグストア「ザグザグ」と資本業務提携

2012年7月10日 19:37

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 中国エリアにおいてドラッグ事業で圧倒的な事業基盤を有するザグザグ(岡山県岡山市)とイオンは10日、業務・資本提携をすることで合意したと発表した。

 岡山県を中心に現在94店舗のドラッグストア及び調剤薬局を展開するザグザグは、地元ドラッグストア業界の中で、店舗数、業容ともに1位を誇り、「暮らしを豊かに」をコンセプトに成長を続けている有力企業。今回、中国・四国エリアにおいてドラッグ事業で圧倒的な事業基盤を有するザグザグと、国内8社の有力ドラッグストア・調剤薬局企業とともに「ハピコム」を形成するイオンの経営理念が合致し、業務・資本提携に至った。

 今後、ザグザグとイオンは、互いに協力して薬剤師の育成、ナショナルブランド商品の共同調達、「トップバリュ」の販売等を推進し、双方の営業力を更に高め、これまで以上に地域の顧客に支持される店舗作りを目指していく。

 資本提携に関しては、イオンがザグザグの株式を同社より取得し、議決権比率を15%とする。また、イオンからザグザグへ非常勤取締役1人を派遣する。

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