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JOGMEC、ロシア国営企業と東シベリアで新規共同地質調査を開始
対象鉱区位置図(画像:JOGMEC)[写真拡大]
石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は22日、ロシア国営企業ガスプロムの関連会社であるガスプロムネフチ社と、同国東シベリアのイルクーツク州イグニャリンスキー鉱区における石油・天然ガスのポテンシャル評価を目的とした共同地質調査契約を締結したと発表した。
JOGMECは、ガスプロムネフチ社が100%の権益を保有する同鉱区における共同地質調査として、2013年末までに地震探査及び試掘井の掘削を実施する予定。同調査の結果、鉱区の有望性が評価された場合には、日本企業の権益取得につなげていく予定。
共同地質調査対象であるイグニャリンスキー鉱区(2,153km2)は、イルクーツク州の州都であるイルクーツク市の北北東約1,000キロメートルに位置している。同鉱区周辺にはベルフネチョンスコエ油田やタラカン油田などの既発見油田が存在しており、商業規模の油ガス田が確認された場合、太平洋パイプラインに比較的近いことから、早期の開発移行も期待されるという。
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