佐川急便、福岡市で「家電修理サービス」を開始 ベスト電器とコラボ

2012年6月21日 18:52

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「家電修理サービス」イメージ(写真:佐川急便)

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 SGホールディングスグループの佐川急便は21日、一般家庭の家電製品修理を取次ぐ「家電修理サービス」を開始すると発表した。佐川急便が依頼者の自宅まで修理品の集荷に伺い、修理完了後に配達し、修理代金を回収する。依頼者は、佐川急便ウェブサイトの貨物追跡サービスにて荷物の動きのみならず、修理状況を把握することも可能。

 まずは6月21日より、ベスト電器(本社:福岡県福岡市)の子会社で、家電製品のアフターサービスなどを手掛ける株式会社ベストサービスとコラボレーションし、九州(福岡県福岡市)からサービスを開始する。順次他の地域でもサービス展開を図っていく予定。

 同サービスでは、メーカーや購入先にかかわらず家電製品の修理を受け付ける。具体的には、デジタルカメラ、ビデオカメラ、ブルーレイ、DVD、液晶テレビ(20インチまで)、パソコン(デスクトップ型、ノート型)などが対象製品となっている。顧客からの申し込みや問い合わせ対応、および修理品の自宅への集荷・配達については佐川急便が、家電製品の修理についてはベストサービスがそれぞれの事業領域で受け持つ。

 配送に関しては、環境に配慮したリユースできるオリジナル梱包材「SAGAWA soft air package」を使用し、振動や衝撃から製品を守る輸送品質の高さだけではなく、従来の梱包のようなゴミを出さないなど、環境にも配慮したサービスとなっている。また、修理代金については、佐川急便の代金引換サービス「e-コレクト」を利用できるため、修理品の配達時に現金やクレジットカードでの支払いが可能。

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