三菱商事、豪タスマニア州で乳製品製造事業に参画

2012年6月20日 15:48

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豪州における酪農業イメージ(画像:三菱商事)

豪州における酪農業イメージ(画像:三菱商事)[写真拡大]

 三菱商事は20日、品質の高い乳製品をアジア市場に安定的に供給することを目指し、豪タスマニア州で粉乳・バターオイル等の乳製品を新規に製造開始するタスマニアン・ディリー・プロダクツ(以下、TDP社)に出資すると発表した。

 三菱商事のTDP社への出資比率は24%であり、豪州最大の酪農協であるマレー・ゴールバン(以下、MGC社)をパートナーとして、共同で出資する。TDP社は約70億円を投じ、年間生乳処理量約25万トン(1リットル紙パック2.5億本、日本の生乳総生産量の約3%強に相当)規模の工場を新設の上、今年9月より稼動を開始する予定。

 新設される工場はタスマニア北西部のスミストンに位置し、敷地面積は約14ヘクタール(東京ドーム3個分)で、高品質の製品製造が可能な最新鋭の設備を導入する。生乳を供給する酪農家は同工場の半径50km圏内に位置しており、大量の生乳を効率的に集乳できる体制を構築していることが、同工場の乳製品の価格競争力を高めることに繋がっている。

 三菱商事は、MGC社との長年にわたる取引・事業関係をベースとして、今後ともアジアを中心とした特定市場向けに、競争力のある高品質な乳製品を安定的に供給していく方針。

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