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日産、全国の販売会社にiPad約2000台を導入
日産自動車は13日、ソフトバンクテレコムの協力のもと、6月から全国の販売会社に米アップル社の「iPad Wi-Fi + Cellular」モデルを約2,000台導入すると発表した。今回の取り組みは、販売会社のセールスやサービスのスタッフがタブレット端末を活用し、顧客対応や受発注をはじめとする店舗でのあらゆる業務を「場所を選ばずフレキシブルに行う」という構想に基づく、先行トライアルの位置付けとなる。
今回導入するiPadは、電気自動車(EV)日産LEAFのコンテンツを多く搭載しているのが特徴。日産LEAFから電力を供給する「LEAF to Home」の商品説明のほか、航続距離のシミュレーション、設置場所を拡大している充電インフラの情報などを、iPadならではの分かり易いプレゼンテーションにまとめている。今回の取り組みにより、店舗を訪れた顧客がこれまで以上にゼロエミッションへの理解を深め、商品説明や試乗により、さらに満足感を味わってくれることを期待しているという。
実際の導入は6月上旬から行い、導入店舗には併せてソフトバンクモバイルの公衆無線LANサービス「ソフトバンクWi-Fiスポット」のアクセスポイントを設置し、高速通信が可能なWi-Fi環境も整備していく。
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