西友、食品・日用品合わせて500品目を値下げ 6月14日から

2012年6月12日 17:57

印刷

 西友は12日、2012年末までに衣・食・住それぞれのカテゴリーにおいて合計約1400品目の値下げを計画していると発表した。まずは第一弾として、6月14日より食品・日用品合わせて500品目を値下げする。

 西友では、これまでEDLP(Every Day Low Price)戦略に基づく低価格路線を推進し、顧客の支持を得てきた。西友のEDLP戦略の特徴は、顧客の声やニーズに応じた商品を継続的に低価格にて提供するもの。

 これまでも、2011年6月には震災後の顧客ニーズの変化をリサーチし、それに応じるために1000品目の値下げを実施。9月には、ツィッターを使って顧客ニーズを吸い上げるユニークな「サゲリク」キャンペーンを食料品を対象として開始した。また2012年1月には、その第二弾となる日用品対象の「サゲリクⅡ」を実施し、大きな話題となった。その結果、西友での2012年4月時点の主要食品(生鮮品除く)1300品目の価格は、2011年3月と比較して平均約8%安くなっている。

 今回西友が発表するのは、2012年のEDLP戦略に基づく年間商品計画。6月14日よりソフトドリンクやそうめんなど、サマーシーズンに顧客のニーズが高まる商品を含む約500品目を値下げする。これは、継続的に顧客に低価格を提供するというEDLP戦略の一環として実施されるもので、値下げ商品は過去2回実施した「サゲリク」に寄せられた顧客の要望や各リサーチによる顧客データに基づいて決定される。今後、2012年秋と冬にも、夏と同等数のEDLP値下げを予定しており、継続的に顧客のニーズに合わせた商品を低価格にて提供していくという。

関連記事