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【銘柄診断】ヒマラヤは連日の東証1部指定替え後高値、TOPIX算入を前に好需給思
ヒマラヤ <7514> は30日、前場に38円高の745円と3日続伸し、今年5月18日の東証・名証1部指定替え以来の高値を連日、更新した。後場も、やや上げ幅を縮めているが、高値圏で活況商状が続いている。
同社株は、5月11日の指定替え承認で東証株価指数(TOPIX)に算入されTOPIX連動型のファンドの買い増しが想定されるとしてストップ高を演じるなど急伸したが、TOPIX算入を前に引き続き好需給思惑を強めており、7月27日にはロンドン・オリンピックが開幕することも業績期待を高めている。
同社の今8月期業績は、今年3月に下方修正され、純利益は、期初予想の12億5000万円から7億5500万円に引き下げられた。第4四半期(4Q)にビーアンドディーを経営統合し連結決算となるため前期比較はないが、このビーアンドディーとの業務統合計画を前倒しすることが必要と判断し、各種情報システム・物流体制の刷新などを4Qに完了、設備投資・人件費などが前倒しで発生することが要因となった。
このため株価も、年初来安値522円から前向きの業績下方修正と評価して600円台を回復、指定替え承認とともに急伸した。月次売上高は連続プラスと順調に推移、「山ガール」ブームやロンドン五輪などが今~来期業績の上ぶれ要因になる可能性もあり、PER12倍台の割安修正余地を示唆している。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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