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【銘柄診断】イーブックイニシアティブジャパンはスマーホ拡大を受け増益基調
イーブックイニシアティブジャパン <3658> (東マ)は3月5日に3230円と昨年10月の上場来の高値を更新したが、その後はやや調整色の強い展開。スマートフォンやタブレット端末等の新しいプラットフォームが電子書籍市場の成長を牽引、同社の業績も好調にしている。
前2012年1月期は営業利益3億900万円(前々期9500万円)と大幅増益を達成したのに続き、今2013年1月期も営業利益3億5000万円と前期比13%増へ躍進する見通し。
電子書籍市場の成長を背景にマンガを中心に一般書籍の品揃えを拡充、ラインナップ数の増加に努める。また、他社との競争が激化する中、顧客満足度を高めるためにサイトやブックリーダー等のユーザーインターフェースの改善に努めることが貢献してくる。
日本のマンガは海外でも評価が高く、日本の新しい文化として注目を集めており、同社も収益拡大のためには海外での事業展開が重要になると見て、2011年1月期より台湾の会社と提携し、コンテンツの提供と技術のライセンスを開始、今後の展開が期待されている。5月31日に予定されている今1月期の第1四半期の業績発表が当面の焦点になりそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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