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【外国為替市場展望:ドル・円相場】ユーロの動向を睨みながら膠着の可能性
【外国為替市場フューチャー:5月14日~18日のドル・円相場見通し】
■1ドル=78円台~81円台を想定、大勢はドル売り・円買い優勢の流れ
来週(5月14日~18日)のドル・円相場については、概ね1ドル=78円台~81円台のレンジを想定する。
大勢としては、米国の量的緩和策第3弾(QE3)期待や、ユーロ圏債務危機問題に対する警戒感などで、ドル売り・円買い優勢の流れが継続しそうだ。
ただし、ギリシャの連立協議不調と6月再選挙の可能性、ギリシャのユーロ圏離脱懸念、スペインの国内銀行改革への反応、スペインやイタリアの国債利回り動向、15日の独メルケル首相と仏オランド新大統領の会談、米金融大手JPモルガン・チェースの巨額損失発生に伴う銀行規制強化への懸念、主要国・地域の主要経済指標など波乱要因も多いだけに、当面はユーロの動向を睨みながら膠着感を強める可能性も高いだろう。
前週(5月7日~11日)のドル・円相場は、概ね1ドル=79円40銭近辺~80円10銭近辺のレンジで小動きだった。週末11日の海外市場で終盤は1ドル=79円90銭近辺だった。
大勢としてはドル売り・円買いが優勢になった流れが継続したが、やや手掛かり材料難となったうえに、ユーロ圏債務危機問題の再燃に対する警戒感が強まったことで、ユーロの動向を睨みながら小動きの1週間だった。
ドル・円相場に関しては、4月27日の日銀金融政策決定会合の追加緩和策決定で材料出尽くし感が広がり、大勢としてドル売り・円買い優勢の流れとなった。さらに、5月4日の米4月雇用統計で非農業部門雇用者数の増加が低水準だったことで、米追加緩和期待のドル売り・円買いが優勢になった流れが継続している。
ただし前週に関しては、6日の仏大統領選決選投票とギリシャ総選挙の結果を受けて、ユーロ圏債務危機問題の再燃に対する懸念に関心が集中し、手掛かり材料難の中でユーロの動向を睨みながら小動きの1週間となった。当面はこうした状況が続きそうだ。
来週の注目スケジュールとしては、14日のユーロ圏3月鉱工業生産、ユーロ圏財務相会合、イタリア国債入札、15日の仏第1四半期GDP速報値、独第1四半期GDP速報値、ユーロ圏第1四半期GDP速報値、EU財務相理事会、独メルケル首相と仏オランド新大統領の会談、米4月小売売上高、米4月消費者物価指数、米5月ニューヨーク州製造業業況指数、米5月住宅建設業者指数、16日のユーロ圏3月貿易収支、ユーロ圏4月消費者物価指数改定値、英中銀インフレ報告、ECB理事会(金利発表なし)、米4月住宅着工件数、米4月鉱工業生産、米FOMC議事録(4月24日~25日分)発表、17日の日本1~3月GDP1次速報値、スペイン第1四半期GDP改定値、スペイン国債入札、米4月景気先行指数(コンファレンス・ボード)、米5月フィラデルフィア地区連銀業況指数、米新規失業保険申請件数、18日の中国4月新築住宅価格、18日~19日のG8首脳会議などがあるだろう。
その後の注目イベントとしては、5月22日~23日の日銀金融政策決定会合、23日の日本4月貿易統計、ユーロ圏3月経常収支、EU首脳会議、24日の独5月IFO業況指数、ユーロ圏5月総合・製造業・サービス部門PMI速報値、25日の独6月消費者信頼感指数、29日の米5月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)、30日のユーロ圏5月景況感・業況感指数、31日のユーロ圏5月消費者物価指数速報値、米第1四半期GDP改定値、6月1日の米5月雇用統計などが予定されている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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