フォーカスシステムズ:12年3月期の業績を発表

2012年5月11日 21:28

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■公共関連は減収減益だが、民間・セキュリティ関連は増収増益

  フォーカスシステムズ <4662> (JQS)は11日、12年3月期の業績を発表した。

  12年3月期の業積は、売上高119億9百万円(前年同期比4.5%増)、営業利益△47百万円(前年同期1億87百万円)、経常利益△58百万円(同1億45百万円)、純利益1億51百万円(前年同期比74.5%増)と増収ながら営業・経常利益は赤字転落となったものの、最終利益は投資有価証券の売却益5億59百万円を特別利益として計上したことで大幅増益となった。

  公共関連事業は、最終ユーザの予定案件の取り止め、計画見直し、予算縮小による案件数の低下と厳しい環境であった。その結果、売上高47億17百万円(同7.2%減)、セグメント利益6億7百万円(同10.5%減)と減収減益。

  民間関連事業は、インフラ系(ミドルウェア、ネットワーク等)の業務拡大、既存運用・サービスの業務拡大により、売上高66億95百万円(同13.3%増)、セグメント利益7億81百万円(同33.0%増)と大幅増益となった。

  セキュリティ機器関連事業は、官公庁におけるサイバー犯罪対策(警察庁のサイバー犯罪対策室の設置等)が計画通り進んだことから売上高4億96百万円(同19.8%増)、セグメント利益38百万円(同18.7%増)であった。

  増収でありながら、営業利益が赤字となった主な要因は、販管費が15億3百万円と前年同期比で3億65百万円増加したことによる。

■今期は「社会保障」及び「医療」の両分野で、特別プロジェクトを立ち上げる

  今期については、国内経済は、前半は復興需要の本格化に伴う公共投資、設備投資、住宅投資など国内需要の増加が景気を下支えすることが見込まれ、後半は復興需要は一巡するものの、米国経済が底堅さを維持する中、欧州経済が最悪期を脱することによって輸出の増加が期待されることなどから緩やかな回復が続くものと期待している。一方、同社が属する情報サービス業界については、企業の情報化投資に対する慎重な姿勢は依然として継続すると予想している。

  このような状況のもと、同社は、比較的順調な既存業務の拡大を目指しつつ、特に「社会保障」及び「医療」の両分野については、特別プロジェクトを立ち上げ注力し、またデジタル・フォレンジックに関しては、3年後の国内NO.1フォレンジックベンダーを目指し、基盤整備のための先行投資を行う方針。

  その結果、今13年3月期業績予想は、売上高120億円(前期比0.8%増)、営業利益3億70百万円、経常利益3億20百万円、純利益90百万円(同40.6%減)を見込んでいる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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