【注目の決算発表】第一実業は外部環境を慎重にみて営業利益4%増を想定

2012年5月11日 21:28

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■前3月期は好調で受注高24%増・営業利益20%増

  機械商社の大手・第一実業 <8059> が11日の午後発表した2012年3月期の連結決算は、受注高が前期比24.0%の増加となり、売上高が前期比16.1%増の1255億円、営業利益は同20.1%増の51.0億円となった。純利益は、株式評価損の計上等があったものの連続増益となり、同8.0%増の26.4億円となった。1株当たり純資産は8.8%増加し485円23銭。

  12年3月期は、プラント・エネルギー事業で、海外向け肥料プラント設備等の大口案件が売り上げに立ち、エレクトロニクス事業では、中国・韓国やタイを中心に電子部品実装機などが好調。産業機械事業は、リチウムイオン電池関連装置などが好調だったものの、部門売上高は3.8%減となった。現金及び現金同等物の期末残高は14.5%増加し約136億円。

  今期・13年3月期の見通しは、原発事故の影響の長期化と電力不足、原油価格高騰や為替動向による企業活動への影響等の不安材料もあり、予断を許さない状況との前提で、売上高を6.0%増の1330億円、営業利益は4.0%増の53億円、純利益は17.3%増の31億円とした。予想1株利益は58円97銭。

  この決算は、本日14時に発表し、株価は直後に上値を追う好反応となった。ただ、日経平均が円高基調などを見送り要因に再びダレはじめると、連動するように軟化し、終値は379円(26円安)。週末売買日とあって、好材料が出たところで、いったん「外す」動きに押されたとみられている。1株純資産以下の水準であり、週明け以降、評価し直す相場が注目される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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