【注目の決算発表】ヒロセ電機は経常増益転換予想も市場コンセンサスを下回り急続落

2012年5月9日 12:40

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  ヒロセ電機 <6806> は9日、400円安の7820円まで下げて変わらずを挟んで3日続落している。前日8日大引け後に3月期決算を発表、前期は、昨年11月の下方修正値をやや上ぶれて着地し、今期は、経常増益転換、純益続伸を予想したが、経常利益が、市場コンセンサスを下回ることを嫌い利益確定売りが先行している。

  前期業績は、前々期2%増収、8%経常減益、9%純益増益となった。一部携帯電話・スマートフォンメーカーの停滞、産業用機器分野の受注伸び悩み、タイの洪水の影響があったが、ヒロセコリアの連結子会社化の増加分もあり、小幅減益にとどめた。

  今期業績は、携帯電話、スマートフォン、タブレットPC向けなどの量的拡大やカーエレクトロニクス進展による自動車市場での成長などを見込み、経常利益は220億円(前期比5%増)と増益転換を予想したが、市場コンセンサスを10億円強下回り、純利益は、140億円(前期比9%増)と続伸し、市場コンセンサスにやや未達となる。

  株価は、前期第3四半期の高利益進捗率業績と自己株式取得が相乗して年初来高値8920円まで600円高し、自己株式取得終了とともに往って来いとなった。売り長で逆日歩のつく信用好需給と綱引きしつつ下値を再確認しよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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