クレスコ:ソフトウェア開発は2ケタ増収増益を確保し、組込型ソフトウェア開発の減収減益をカバー

2012年5月8日 09:02

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■12年3月期連結業績を発表

  クレスコ <4674> は7日、12年3月期連結業績を発表した。

  同社では、12年3月期を「次世代クレスコ」の創生に向けた重要な1年と位置づけ、「顧客創造」を基本方針に掲げ、営業部門の拡充、グループ本部の設置、擬似カンパニー制の強化、政策予算の確保、モバイルへの取組みの5施策を実行することで、IT業界の大きな変化に対応する、企業体制を整え業績の拡大に努めた。その結果、ソフトウェア開発事業の売上高は、142億97百万円(前年同期比14.3%増)となり、営業利益は、13億75百万円(同21.2%増)と2ケタの増収増益を確保したことで、組込型ソフトウェア開発事業の減収減益をカバーした。

  12年3月期連結業績は、売上高172億72百万円(同9.9%増)、営業利益10億30百万円(同25.2%増)、経常利益11億74百万円(同11.7%増)、純利益4億44百万円(同27.5%減)となった。

  最終利益の減益要因は、退職給付制度において11年10月1日に適格退職年金制度及び退職一時金制度から確定拠出年金制度及び退職一時金制度へ移行したことに伴い、その影響額について「退職給付制度間の移行等に関する会計処理」(企業会計基準適用指針第1号)を適用したことによる特別損失1億12百万円を計上したこと及び税制改正に伴う繰延税金資産の取崩しにより法人税等調整額が95百万円増加したことが影響し、法人税が前年に比較し3億28百万円増加したことによる影響。

■今通期連結業績予想は増収増益を見込む

  今期については、経済成長率は全産業分野でプラスに転じると予想されていることから、通期連結業績予想は、売上高190億円(前期比10.0%増)、営業利益12億50百万円(同21.3%増)、経常利益13億50百万円(同14.9%増)、純利益7億60百万円(同70.9%増)と増収増益を見込む。

  7日の株価は、627円で引けた。予想PER8.9倍、PBR0.88倍、配当利回り3.5%と割負け感が強く、今期も増収増益を見込むことから、700円を意識した動きが予想される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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