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【銘柄診断】シャープは個人投資家の押し目買いが流入、割安なPBRに注目
記事提供元:日本インタビュ新聞社
シャープ <6753> はここへきて改めて年初来安値に売り直されるなど、なかなか波乱相場が収束しない。
今2013年3月期の業績見通しで純利益が300億円の赤字と、事前のアナリスト筋の予想を下回り、かつ今期の見通しについても未達懸念があるとして悲観人気が高まっているもの。
ただ、そうしたアナリスト筋の見方が出ているにも関わらず、この下げ過程で連日個人投資家の買いが流入、個人投資家なりの相場観が台頭しているようだ。
前2012年3月期に純利益で3760億円と記録的な損失に見舞われたが、それでも1株当たり純資産は569円を確保した。
台湾の電子機器の受託製造サービス(EMS)最大手の鴻海精密工業との資本業務提携に際しての第三者割当増資の価格は550円。高水準の技術、優秀な製造工場を持つ同社とあって、下がれば再び外資系企業の買いなどが入りそうとの思惑が材料となっている。
弱気が多いから株価は下がっているのだが、そうした時に株価は静かに底入れとなるケースが多いものである。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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