【注目の決算発表】TDKは純益黒字転換予想も市場コンセンサスを下回り続急落

2012年5月1日 12:54

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

TDK<6762>(東1)は1日、260円安の3960円まで下げて続急落している。連休前の4月27日大引け後に3月期決算を発表・・・。

TDK<6762>(東1)は1日、260円安の3960円まで下げて続急落している。連休前の4月27日大引け後に3月期決算を発表・・・。[写真拡大]

  TDK <6762> は1日、260円安の3960円まで下げて続急落している。連休前の4月27日大引け後に3月期決算を発表、前期業績が、今年1月の再下方修正値を上ぶれて減益転換率を縮め、今期は増益転換を予想し、営業利益が、今年4月19日の観測報道値を上回ったものの、純利益が、市場コンセンサスは下回るとして利益確定売りが増勢となっている。米国市場で、同社ADR(預託証券)が、東京市場の27日の終値に対して54円安(円換算値)と続落して引けたこともネガティブ評価につながっている。

  前期業績は、利益が、1月の再減額値を85~92億円上ぶれ、前々期比6%減収、70%営業減益、79%継続事業税引前純益減益となり、純利益は、24億5400万円の赤字(前々期は452億6400万円の黒字)と落ち込んだ。ハードディスクドライブ(HDD)の生産が、タイの洪水被害で減少し、期中為替レートが1ドル=79.07円、1ユーロ=109.06円とそれぞれ7.8%、3.6%と円高となって売り上げで約509億円、営業利益で約151億円の下押し要因となったことが響いており、純利益は、構造改革費用の計上で赤字転落した。

  今期は、平均為替レートを1ドル=77円、1ユーロ=103円を前提にしてHDD向け磁気ヘッドの収益回復を見込み、営業利益は、570億円(前期比3.0倍)とV字回復して観測報道値を約20億円上回るが、純利益は、400億円の黒字転換と市場コンセンサスを約40億円下回る。

  株価は、年初来安値3205円から1月の業績再減額で悪材料出尽くし感を強め、自己株式立会外買付取引(買付価格4240円)と米アップル社の新型iPad関連人気で年初来高値4840円まで5割高し、3分の1押し水準でもみ合っていた。PERは12倍台と割安を示唆しており、強弱感対立のなか下値を再確認しよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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