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JR東海、新幹線「N700系」を全て改造 費用は約230億円
JR東海は現在、新幹線「N700系」以降の技術開発成果を採用した「N700A」(「A」はAdvancedの略)を2013年2月頃に営業投入する予定で製作を進めているが、今回、東海道新幹線のさらなる安全安定輸送を実現するため、N700系に対してN700Aに採用する機能の一部を反映する改造を行うと発表した。
2013年度から2015年度にかけて、約3年間で全てのN700系(合計80編成)を対象に、全般検査時に浜松工場で改造を行う。改造費用(概算)は約230億円。
具体的には、「中央締結ブレーキディスクの搭載」により、一層の安全性向上のためより強いブレーキ力を実現するほか、「定速走行装置の搭載」により、ATC信号に沿ったより安定した運転を実現できるように改造する。
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