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ホンダ、快適走行と低燃費を両立した大型700ccバイク「NC700S」を発売
ホンダは17日、力強いトルク特性で扱いやすく燃費性能に優れた新設計の水冷・4ストローク・OHC・直列2気筒700ccエンジンを搭載した大型ネイキッドモデル「NC700S」を4月24日に発売すると発表した。販売計画台数(国内・年間)は1,500台、メーカー希望小売価格は59万8,500円(税込)から。
「NC700S」は、「ニューミッドコンセプト」シリーズとして開発した3モデルの1台。開発にあたっては、ニューミッドコンセプトの“市街地走行やツーリングなどの常用域で扱いやすい”、“快適で味わい深く燃費性能に優れたミドルクラスのモーターサイクルをお求めやすい価格で提供したい”といった思想を反映している。エンジン、フレーム、ホイールは3モデル共通としながら、それぞれ個性的なスタイリングと味わい深い走行フィーリングを実現している。
エンジンは、低・中回転域での力強い出力特性に加え、燃焼効率の追求による低燃費化を目指し、理想的な燃焼室形状や低フリクション技術などを多岐にわたり採用。燃費は41.5km/L(60km/h定地走行テスト値)を達成している。
車体は、しなやかさと剛性を高い次元で両立したダイヤモンドフレームを採用。また、燃費性能を高めたことにより、燃料タンクを小型化しシート下に配置した。従来の燃料タンク部には、フルフェイスヘルメットも収納可能な容量21Lのラゲッジスペースを装備し、使い勝手に優れたものとしている。
スタイリングは、シンプルでありながらダイナミックなプロポーションを実現。エンジンとフレームの機能美を際立たせながら、フロントからリアまで流れるようなフラッシュサーフェス処理を施した低重心フォルムは、先進のネイキッドモデルにふさわしいものとしている。
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