シャープ、冷蔵庫22機種・約74万台を無料点検 発火事故発生で

2012年4月17日 11:34

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 シャープは、同社が1996年12月から2001年3月までに製造した一部の冷凍冷蔵庫について、始動リレー(起動用電気部品)の発熱故障に関する無料点検と部品交換を2011年5月30日より同社ホームページにて案内し対応を進めてきたが、2012年1月に、始動リレーの発熱故障が原因と推定される発火事故(壁床の一部焼損)が1件発生したと16日発表した。

 シャープは、今回の発火事故の発生を重く受け止め、顧客に安全に使用してもらうため4月17日に新聞にて告知することとした。また、専用フリーダイヤルにて顧客からの申し出を受け付け、無料点検と部品交換を行うという。

 無料点検・部品交換の対象機種は22機種(1996年12月~2001年3月製造)、73万7,080台。点検の上、始動リレーを交換する。点検及び部品交換に要する時間は30~40分を予定しているという。

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