セイコーエプソン、HOYAに眼鏡レンズ開発製造事業を譲渡

　HOYAは10日、セイコーエプソンと、セイコーエプソンの眼鏡レンズ開発製造事業のHOYAへの譲渡に向けた協議を開始することについて基本合意を締結したと発表した。

　また、これと同時にHOYAは、セイコーホールディングスと、眼鏡関連商品の販売事業に関して、セイコーホールディングスの100％子会社で眼鏡関連商品の販売事業を行うセイコーオプティカルプロダクツの一部持分のHOYAへの譲渡、および眼鏡関連商品のグローバルな販売促進を目指す戦略的な協業を検討することについて基本合意を締結した。

　今後、HOYAとセイコーエプソン、およびHOYAとセイコーホールディングスは、今回締結したそれぞれの基本合意に基づき、すみやかに法的拘束力を有する契約を締結することを目標として交渉を進めていくという。

　なお、セイコーエプソンの眼鏡レンズ開発製造事業の従業員数は、2012年3月21日時点で約2,200人（国内：約600人、海外：約1,600人）。国内外に3つの事業拠点がある。