NECと日本マイクロソフト、大企業向けの業種別クラウド事業で戦略協業

2012年4月6日 17:48

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ソリューションイメージ(画像:NEC)

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 NECと日本マイクロソフトは6日、大企業向けのクラウド事業で戦略協業を拡大すると発表した。その第一弾として、コミュニケーション・コラボレーション分野でビジネス協業を行う。

 近年、企業のグローバル展開が加速する中、企業が勝ち残っていくには、現場から経営者層までが的確かつ迅速な意思決定、円滑かつ効率的なコミュニケーションをグローバルに図っていく必要が高まっている。そのためには、企業全体の業務プロセスのやり方やワークスタイルを変革すると共に、スマートデバイス、モバイル、クラウド、SNS等のICT技術を駆使した信頼性・柔軟性の高い、コミュニケーション・コラボレーション環境の整備と活用が必要不可欠となっている。

 両社は、これらの企業が抱える課題に対応するため、従来から取り組んできたソリューション事業での協業をコミュニケーション・コラボレーション分野でのクラウドビジネスへ拡大し、両社共同で企業の機動力・ビジネスコンティニュイティ(事業継続性)・グローバル競争力などの強化へ貢献することを目指す。

 両社は、第一弾のコミュニケーション・コラボレーション分野での協業を皮切りとしたクラウド事業での戦略協業により、グローバル展開も視野に入れ、今後3年間で約650億円のビジネス拡大を目指す。

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