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日産、NY自動車ショーで新型「アルティマ」を世界初披露 今夏に発売
新型「アルティマ」(画像:日産自動車)[写真拡大]
日産自動車は5日、ニューヨーク国際オートショーにて新型「アルティマ」を公開したと発表した。5代目となる新型「アルティマ」は、2012年夏に発売予定。新型「アルティマ」は、セグメントトップクラスの燃費や、力強く空力性能に優れたエクステリアデザイン、高級感のあるインテリア、優れた乗り心地や加速性能を特長としている。
また、新型「アルティマ」は、日産の「Innovation for All」という考えに基づき、ストリーミングオーディオ付きBluetoothハンズフリー電話システムや、NissanConnectおよびNissanConnectナビゲーションが搭載されており、ハンズフリーテキストメッセージ、音楽配信サービスのPandora、リアルタイムGoogle POIサーチ等のBluetooth電話接続機能が利用可能。また、ブラインドスポットワーニング(BSW)、レーンデパーチャーワーニング(LDW)、ムービングオブジェクトディテクション(MOD)など、最新のセーフティ・シールド技術も採用した。
上質なインテリアには、NASAから着想を得た新しい「無重力」フロントシートが装備されており、テキストメッセージ、音楽データなどの情報を表示させるアドバンスド・ドライブアシスト・ディスプレイがメーターの中央にレイアウトされている。
エンジンは、新設計の2.5リッター直列4気筒エンジンと3.5リッターV6エンジンがラインナップされ、次世代エクストロニックCVT(無段変速機)との組み合わせとなる。また、アルティマの4輪独立サスペンションは、同セグメント初のアクティブアンダーステアコントロールを採用し、洗練された応答性の高いハンドリングを実現している。なお、「アルティマ」2013年モデルは、顧客の幅広いニーズに合わせ、7つのグレードを用意している。
また、日産は今回のニューヨーク国際オートショーで、次世代のニューヨーク市タクシーに選ばれた「NV200」と新型「パスファインダー」のコンセプトモデル「パスファインダーコンセプト」も出展する。
「アルティマ」2013年モデルと新型「パスファインダー」は、日産が今後15ヶ月間に発売予定の新型5車種のうちの2車種となる。日産は昨年、米国において6年連続で市場シェアを伸ばした。アルティマは米国で2番目に販売台数の多い車種となっている。同車種は、今年7月に全米の日産ディーラーで発売される。メーカー希望小売価格は2万1,500ドル(約177万円)から。新型「パスファインダー」は今年秋に発売される予定。
日産のゴーンCEOは、「新型『アルティマ』は、そのスタイルや性能、提供する価値によって、今後もアメリカで最も人気のあるクルマのひとつであり続けるだろう」と述べた。
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