トヨタ、レンタカーで「HVクラス」を新設 4月から

2012年3月26日 16:06

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 トヨタ自動車は26日、全国63社のトヨタレンタリース店において、今年4月1日より新たに「ハイブリッドクラス(HVクラス)」を設定し、レンタカーの推奨料金を改定すると発表した。推奨料金の改定は2003年4月に現在の推奨料金となって以来、9年ぶりとなる。

 今回の改定で、新たに設定する「HVクラス」は、プリウスをはじめとするハイブリッド車が広く普及したことを受け、顧客にレンタカーでもハイブリッド車をより利用しやすい料金で提供するもの。HVクラスは、ハイブリッド専用車7車種・3クラスで構成し、トヨタレンタカーだからこそ可能なラインナップ・保有台数を取り揃え、顧客の幅広いニーズに応えていく。

 クラス別の料金は、「アクア、プリウス1.5」のHV1クラスが24時間まで8,925円、「プリウス1.8、プリウスα(5人乗り)」のHV2クラスが同11,550円、「SAI、カムリ、プリウスα(7人乗り)」のHV3クラスが同17,325円となっている。

 また、従来は燃料を満タンの状態で返却してもらっていたが、HVクラスについては、メーターディスプレイに表示される燃費をもとに燃料代を精算する「ハイブリッド(HV)燃費精算」を新たに導入し、返却時の満タン給油が不要となるサービスを開始する。

 なお、現在の乗用クラス(Pクラス)については、顧客のレンタカー利用目的や車両価格等を参考に、7クラスから5クラスに再編し、より利用しやすい料金体系とする。

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