ホンダ、タイ四輪工場が生産を再開 約半年ぶり

2012年3月26日 15:24

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 ホンダは26日、洪水被害により昨年10月4日から生産活動を停止していたタイの四輪車生産拠点のホンダオートモービル(タイランド)カンパニー・リミテッド(以下、HATC 本社:タイ・アユタヤ、ロジャーナ工業団地)が、本日3月26日より四輪完成車の生産を再開したと発表した。生産再開は約半年ぶり。

 HATCは、洪水により工場施設が浸水したが、水が引いた11月末から全社を挙げて清掃、設備点検、設備入替などの復旧作業を行った結果、作業開始から約4ヵ月で生産再開となった。3月31日には生産再開を祝う式典を開催する予定。

 洪水の影響により生産が滞っていたタイを含む一部のアジア大洋州地域へは、日本から完成車の代替供給を行っていたが、現在、全生産拠点で生産活動を再開しており、4月中には通常レベルの生産・供給体制に戻る見通し。なお、アジア大洋州地域以外の全生産拠点については、タイ洪水の影響は既に解消されている。

 ホンダは、HATCをアジア大洋州地域における最重要拠点の一つとして位置づけ、早期生産再開に全力で取り組んできたが、今後もその位置づけを継続し、タイでの事業活動を推進していく方針。

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