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りそな銀、顧客情報2242件を紛失 社内で誤って廃棄した可能性
りそな銀行は29日、顧客情報が記載された資料の保管状況の調査を行った結果、当該資料の一部について紛失していることが判明したと発表した。
紛失が判明したのは、金岡支店(大阪府堺市)1,921件、等々力支店(東京都世田谷区)187件、西宮北口支店(兵庫県西宮市)134件で、合計2,242件。
内部調査の結果、紛失した資料は、保管期間を経過した書類を廃棄する際に、社内で誤って廃棄した可能性が高く、同社は、情報が外部に流出した可能性は極めて低いと考えているという。なお、これまでに、今回の件に関係すると見られる不審な問い合わせ等はないという。
りそな銀では、2012年1月に顧客情報の紛失が判明したばかり。同社では、営業店で保存する文書の削減(文書の集中保管の徹底等)、電子化によるペーパーレス運営の推進等、全社をあげて再発防止に取り組んでいたが、その最中に今回の顧客情報紛失が判明した。りそな銀には、顧客情報管理体制のさらなる強化が求められる。
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