東レ、2012シーズン向け水着素材販売戦略を発表 テーマは「CLASSIC NATURAL」

2011年11月7日 18:32

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東レ、2012シーズン向け水着素材販売戦略を発表 テーマは「CLASSIC NATURAL」(画像:東レ ウェブサイトより)

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 東レは7日、2012シーズン(2011年10月~2012年9月商戦)向け水着素材販売プロモーションを『CLASSIC NATURAL』のテーマで展開し、懐かしさからくる伝統的“クラシック”なイメージと、安らぎを感じながらありのままの自分を表現する“ナチュラル”を合わせた、洗練された大人のスタイルを提案すると発表した。

 2012シーズンの婦人遊泳水着のプロモーションでは、キャンペーン商品を、三愛、トータス・イレブン、東レ・ディプロモードなどと協働して展開していく。また、店頭や水着アパレルメーカーとの連携強化も図っていく。これらプロモーションの顔となる2012年東レ水着キャンペーンガールには、集英社『Seventeen』やTVCMで活躍中の北山 詩織(きたやま しおり/茨城県/16歳/インフィニティーアベニュー所属)を起用した。

 同社は、2012シーズンについて、2011シーズン対比103%の販売量を計画している。ロンドン五輪開催の年でもあり、特に競泳市場については活性化すると推測。同社の強みを活かした更なる高付加価値商品の訴求と販促を強化し、競泳については2011シーズン比109%の販売量を計画している。また、地球環境問題や資源・エネルギー問題の解決に貢献する事業方針の下、水着においてもグリーンイノベーション製品をより積極的に市場に投入していく。

 さらに、東レグループの中国工場を拠点としたグローバルな生産体制を武器に、国内のシェア拡大のみならず、今後成長が見込まれる中国を始めとしたアジア主要国への販売も拡大していく方針。

 遊泳水着では、遊泳水着向けとして立ち上げたリサイクルポリエステル使いの冷感軽減素材“サラカラ”のエコバージョンを、今シーズンも引き続き拡販していく。手触りが柔らかく、肌に接しても気持ちが良い特長に加え、快適なストレッチ性があるため、水着だけでなく、スポーティアイテム向けにも提案していく。

 また、今年のカラー傾向であるペールトーンに最適な防透素材“ボディシェル”を再度拡販していく。その他、機能商品については、ソフトなストレッチ性が特長で原材料の一部に植物由来の原料を使用しているグリーンイノベーション製品“フィッティ”、水着アイテムとして定番化したラッシュガード向けに“トリンティ”UV、生地に水がつきにくい“カルライト”などの高付加価値商品を販売していく。また、スポーツ用途に幅広く採用されている吸水速乾素材“フィールドセンサー秒乾” を、ラッシュパーカーなどの水際の単品アイテム向けにも販売していく。

 2012シーズンスタイルの傾向は、「懐かしいアイテムの再来」。パレオの復活、軽くて薄い羽織るアイテムなどリゾートウエアの増加、また、ギャザーフリル、シャーリングパーツやシェルステッチなどコンパクトなビキニに一手間加えて高級感を演出するクラシックなディティール、コンパクトなチューブトップや変形チューブなどのデザイン性の高いコンパクト水着の増加がトレンドとなっている。

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