オリンパス、弁護士など6人構成の第三者委員会を設置 過去の買収案件を調査

2011年11月1日 17:29

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 オリンパスは1日、マイケル・シー・ウッドフォード前代表取締役社長の解職に伴い、話題となっている同社の過去の買収案件問題について検証する第三者委員会を設置したと発表した。

 第三者委員会は、同社と利害関係のない弁護士5人と公認会計士1人の計6人構成となっている。委員長は甲斐中辰夫弁護士(元最高裁判所判事、元東京高等検察庁検事長)。

 第三者委員会では、「当社の過去の買収案件に関して、不正ないし不適切な行為、または妥当性を欠く経営判断があったか否かについて、独立性を確保した調査委員会による厳正かつ徹底した調査を行う」(同社)という。
 

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