みずほFG、2013年度上期にみずほ銀行とみずほコーポレート銀行を合併

2011年9月16日 16:48

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 みずほフィナンシャルグループ(みずほFG)は16日、同日開催の取締役会において、同社の完全子会社であるみずほ銀行とみずほコーポレート銀行について、2013年度上期中を目処に、合併等の統合を行うことを目指し、具体的な検討・対応準備を進めることを決定したと発表した。

 みずほ銀行とみずほコーポレート銀行については、同社が今年5月23日に公表した「『信頼回復』に向けた取り組みについて」において、「『ワンバンク』に実質的に移行し、合併等の統合を将来的に検討する」こととしていたが、今回、両行の合併等の統合に向け、具体的な統合の方式やスケジュール詳細等について、検討・対応準備を進めることになった。

 「みずほ銀行とみずほコーポレート銀行の合併等の統合により、グループ全体最適の実現と組織活力の向上、グループ経営効率の改善を図り、グループの一体的運営や人材・ネットワークといった経営資源の全体最適を実現し、『グループ力』を一段と強化する」と同社はコメントしている。

 なお、同社は、みずほ銀行とみずほコーポレート銀行の合併等の統合に加えて、みずほ信託銀行も含めた統合の可能性についても検討していく方針。

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