【銘柄診断】ネットワンシステムズは連続大幅増益を背景に今3月期大幅増配へ

2011年6月16日 16:54

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  ネットワンシステムズ <7518> は5月6日に1592円と年初来高値に駆け上がったが。これはほぼ2年ぶりの水準となる。その後も高値圏で利食い売りを順調に消化する強い動きを見せており、再度の新展開入りも期待できる足取りだ。業績の好調が素直に評価されている。

  前2011年3月期の営業利益は前々期比14%増の57億円を確保。今2012年3月期も営業利益は78億円と前期比37%増を計画している。パートナー企業と協業してサービスを提供するパートナー事業(NOP)が既存顧客向けの深耕などにより好調で、今3月期の売上げは前3月期比25%の大幅増が想定されている。

  また、首都圏民間企業(EP系)向けも企業の設備投資回復を映して、今3月期の売上げは前3月期比10%増を確保できる見通しだ。今3月期は配当を前期比1000円増の3200円へ大幅増配を明らかにしていることも、会社側の先行きに対する自信の表れと評価できる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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