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【銘柄診断】近鉄エクスプレスは経常益再々増額も純益は減額
★純利益は大幅連続増益は維持
近鉄エクスプレス <9375> は31日、28円高の2600円と4日続伸した。30日大引け後に昨年11月に再上方修正した今3月期業績の増額・減額が交錯する業績修正を発表、純利益の一転した下方修正を嫌う動きが交錯したが、引けにかけてやや買い戻された。
3月期業績は、昨年8月、11月と2回上方修正されたが、その再増額値に対して、営業収入を100億円、経常利益を10億円引き上げたが、逆に純利益を1億円引き下げたもので、ただ純利益は、75億円(前期比64%増)と大幅連続増益は維持する。
再々上方修正は、海外の業績が想定以上で推移したことが要因となったが、純利益は、日本の燃油サーチャージャーに係わる価格調整に関する調査を米国司法省から受け進行中であり、米国独禁法関連引当金として11億5000万円を計上することが要因となる。
株価は、今年2月開示の今期第3四半期の好決算をテコに昨年来高値2676円まで買い進まれ、東北地方太平洋沖地震発生で2059円へ急落、ほぼ高値近辺まで急反発した。下値固めからPER12倍台の割安修正に再挑戦する展開も想定される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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