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【銘柄診断】メディカル一光は業績再増額、期末増配も利益確定売りで反落
メディカル一光 <3353> は31日、1500円安の19万6500円と2日間の変わらずを挟み4日ぶりに反落した。30日大引け後に今年1月に続いて2011年2月期業績の再上方修正と期末配当の増配を発表、連続過去最高純利益を伸ばすことが割り負け修正期待を高めたが、上値の伸びが鈍いとして利益確定売りが優勢となっている。
2月期業績は、1月の増額値より売り上げを1億7400万円、経常利益を9100万円、純利益を5200万円それぞれ引き上げ、純利益は、5億1200万円(前期比12%増)と連続増益率を伸ばす。
調剤薬局事業の売り上げが前回修正時を上回った収益増に、ヘルスケア事業が堅調に推移したことが加わり再上方修正につながった。
期末配当は、業績再増額に伴い期初予想の3000円から4000円(前期は記念配当込みで3500円)へ増配する。
株価は、品薄・値付き難のなか東北地方太平洋地震の波及も軽微にとどまり、1株純資産18万7383円を前にした20万円台割れでほぼ織り込んだ。すでに前期配当は配当落ちとなっているが、なおPER7倍台の割り負け訂正余地はありそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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