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【銘柄診断】マーチャントは業績減額も復配・自己株式取得を歓迎し続急伸
★極低位割安株買いが増勢
マーチャント・バンカーズ <3121> は、27円高の145円と続急伸している。前日29日大引け後に今3月期業績の一転した下方修正を発表したが、同時に3期ぶりの復配と自己株式も発表したことをポジティブに歓迎し極低位割安株買いが増勢となっている。
今期業績は、昨年10月に上方修正したものを下方修正したもので、純利益は、8億円から7億5000万円(前期比19%増)に引き下げるが、増益は維持する。
オペレーション事業で来期開始予定の新規事業拠点の準備費用や特別利益の減少、特別損失の増加などが要因となった。
配当は、今期業績を下方修正したものの業績回復基調は維持しているとして2008年3月期以来、4円の復配をする。
自己株式取得は、株主への利益還元と機動的な資本政策を遂行することを目的に、上限を50万株(発行済み株式総数の2.21%)、6000万円、取得期間を4月1日から4月27日までとして実施する。
株価は、昨年10月の業績増額から下値を切り上げ今年年初に227円の戻り高値をつけたが、東北地方太平洋沖地震発生で74円まで急落、安値から倍化したあと100円台を固めている。PER34倍台の下げ過ぎ修正が続こう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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