【銘柄診断】Vテクノロジーは上場記念増配も利益確定売り拡大し続急落

2011年3月28日 18:13

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

★配当落ち後に好需給思惑が再燃する展開も

  ブイ・テクノロジー <7717> は28日、全般相場の下げ幅拡大が響き2万2000円安の70万4000円と売られ続急落した。前週末25日に今3月期期末の東証1部上場記念配当2000円の増配を発表したが、権利付き最終日の配当取り一巡後は、3月9日に需給好転思惑で昨年来高値79万5000円まで買い進まれていただけに利益確定売りが増勢となっている。

  記念増配は、今年2月28日の東証マザーズから東証1部への指定替えに伴い実施するもので、期初予想の期末普通配当1875円に2000円を上乗せし年間5750円(前期実績5000円)に増配する。

  同社は、今3月期業績が、中国向け液晶パネル検査装置の大口受注などで期初予想を上ぶれるペースで推移するなど好調である。第2四半期累計業績が、期初予想を上回って着地したあと、今年2月開示の第3四半期業績も2ケタ増収増益となり、通期業績対比で高利益進捗率を示した。

  株価は、PER20倍台とやや割高だが、配当落ち後に好需給思惑が再燃する展開も見込まれる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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