関連記事
【銘柄診断】ビー・エム・エルは株価復元力強い、視点は震災に伴う検査需要増
ビー・エム・エル <4694> は株価復元力の強さを見せ付けている。震災前10日の終値2314円に対し25日には2307円まで買い進まれ、震災に伴う下げ分をほとんど埋めきった動きだ。
震災に伴う被災者の健康維持のための検査需要増加への期待がベースにある模様だ。業績も好調で今2011年3月期第3四半期累計決算は売上げが前年同期比3%増の621億円、営業利益が同11%増の61億円だった。
売り上げの大部分を占める臨床検査事業がクリニック市場の開拓や、大型施設に対するFMS/ブランチラボ方式(検査機器・システムなどの賃貸と運営支援/院内検査室の運営受託)による提案営業に注力し好調に推移した。
今3月期通期の業績は売上げが前期比2%増の810億円、営業利益が同4%増の68億円の見通し。通期計画に対する第3四半期累計の営業利益の進捗率が91%に達しているだけに、最終的に上振れての着地が有力だ。
なお今年の1月28日、フォレストホールディングスの子会社リンテックとの業務提携および合弁会社設立について基本合意した。拠点である九州および山口県地域で、受託臨床検査事業の共通インフラを構築し、顧客サービスを強化する方針だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・積水化学工業は水道管などの増産が伝えられて反発(2011/03/28)
・東京電力は「高濃度の水」で手控えられ4日続落歩調(2011/03/28)
・犬丸正寛の『時を買え投資法』で着実に稼ぐ、メールマガジンが創刊!シンプルに銘柄を紹介(2011/02/02)
・日刊株式投資情報新聞(無料)が創刊!株式投資のための投資情報メルマガがスタート(2011/02/26)
・一度に買うは無分別(売買は何回かに分けて行え)=犬丸正寛の相場格言(2011/02/02)
※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク