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【銘柄診断】アクセルは業績再減額で急反落も配当据え置きで好利回り買い余地
★下値逆張りの余地もありそうだ
アクセル <6730> は24日、120円安の2100円と6営業日ぶりに急反落している。23日大引け後に昨年9月に続き今3月期業績の再下方修正を発表、減益転換率を悪化させたことが利益確定売りを再燃させている。
ただ期末配当は、期初予想を据え置くとしており、下値には好配当利回りを見直す買い物も入っている。
3月期業績は、昨年9月の減額値より売り上げを9億4000万円、経常利益を4億2000万円、純利益を2億6000万円各引き下げ、純利益は、10億2000万円(前期比73%減)と落ち込む。
遊技機器市場で新台需要が総じて低調に推移し、グラフィックスLSI製品が、年間160万個の販売を計画していたが、142万個にとどまり、第4四半期に見込んでいた「AG-4」の量産販売が来期にズレ込むことなどが響いた。
期末配当は、期初予想通りに80円とし年間160円(前期実績170円)に変更はない。
株価は、巨大地震発生で1651円まで650円安と急落したが、好配当利回り買いで急落幅をほぼリカバーした。配当据え置きで年間配当利回りは、7%台と東証第1部ランキングで上位にランクされるだけに、下値逆張りの余地もありそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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