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【銘柄診断】新日本製鉄は住金との合併へ前進、外国人の見直し買いが流入へ
新日本製鉄 <5401> は、7円安の262円と続落しているが底堅い動きを見せている。東日本大震災の影響を受け3月15日に192円まで売り込まれた。これは2003年12月以来8年ぶりの200円割れで、さすがにそこからは押し目買いに引き戻す展開。
材料面では3月18日に同社と住友金属工業 <5405> が公正取引委員会に合併申請書を仮申請し、目標とする12年10月の合併へ向けて準備が進んでいることが確認されたことも市場の買い意欲を刺激している。
M&A(合併・買収)は世界の株式市場における大きなテーマであり、同社に対する海外投資家の見直し買いも流入しているようだ。
被災地では今後復興に関連した建設用鋼材の需要が増える可能性も強く、復興関連株としての側面もある。今回の大地震で釜石製鉄所は構内一部が冠水し、生産を休止中だが、ほかの製鉄所、グループ会社での代替生産・出荷を開始している模様だ。
株価は275円まで戻し、震災前10日の285円の水準にまで後一歩。なお強調展開キープが予想される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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