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【銘柄診断】トーソーは戸建て住宅持ち直しを受けカーテンの需要回復が顕著
トーソー <5956> は、昨年来高値圏で頑強な動きを見せていたが、3月11日の東北地方太平洋沖地震の影響を受けて15日には一気に281円まで下げた。本日(17日)の株価は変わらずの359円としっかりしている。今2011年3月期累計決算は売上げが151億円と前年同期比13%の大幅増を記録し、営業利益も6億8500万円と前年同期の1億7000万円の損失から立ち直った。
カーテンレールやブラインド、ロールスクリーン等の窓周り製品を手掛けている同社にとって新設住宅着工戸数が低水準ながらも前年実績を上回る回復振りを見せていることが追い風になっている。つれて今3月期通期について売上げを従来の187億円から202億円(前期184億円)へ、営業利益を6億円から8億円(同2億4200万円)へそれぞれ上方修正した。
なお、ここにきて子会社の介護用品の開発・販売部門を分割して新会社を設立、成長が見込まれている介護分野での競争力強化を図る方針だ。PBRは0.5倍という低い水準にとどまっており、今後とも着実な出遅れ訂正高の動きを継続していく方向が予想される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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