【銘柄診断】青木あすなろは業績上方修正で割安修正買いが再燃し反発

2011年3月9日 19:38

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

★純利益が大幅に増益率を拡大する

  青木あすなろ建設 <1865> は9日、18円高の407円まで上げて変わらずを挟み4営業日ぶりに急反発し、後場は反発幅を縮めたが前日比プラス2円の391円で引けた。

  8日大引け後に今3月期業績の上方修正を発表、純利益が大幅に増益率を拡大することを手掛かりに割安修正買いが再燃している。

  3月期業績は、売り上げを期初予想の据え置きとしたが、経常利益を9億円、純利益を13億円それぞれ引き上げ、純利益は、40億円(前期比6.4倍)と伸びる。

  業務の合理化・効率化によるコスト削減や子会社の工事利益の改善に加えて、過年度に償却した債権の譲渡によって11億円の特別利益が発生することが純利益を大きく押し上げる。

  株価は、昨年10月の今期第2四半期累計業績の上方修正では反応は限定的だったが、今年2月発表の第3四半期業績が、高利益進捗率を示したことをテコに昨年6月以来の400円台乗せとなった。PER6倍台、PBR0.4倍台の超割安修正で一段の戻りを試そう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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