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【銘柄診断】稲葉製作所は早くも2Q業績を下方修正、赤字転落し反落
★黒字転換予想が、連続の赤字と落ち込む
稲葉製作所 <3421> は、19円安の840円と3日ぶりに反落した。8日大引け後に早くも今7月期第2四半期(2Q)業績の下方修正を発表、黒字転換予想が、連続の赤字と落ち込むことを嫌い利益確定売りが先行した。
2Q業績は、期初予想より売り上げを8億8000万円、経常利益を2億3000万円、純利益を2億5000万円それぞれ引き下げ、純利益は、2億3000万円の赤字(前年同期は2億3900万円の赤字)と悪化する。
企業の設備投資抑制、個人消費の低迷が続く厳しい経営環境下、一昨年投入の新製品の市場浸透を図ったが、不振となったことが要因となった。
7月通期業績は期初予想を変更せず、純利益は5000万円(前期比82%減)と見込んでいる。
株価は、今期業績の大幅減益転換予想を嫌って上場来安値650円まで突っ込み、昨年12月に発表した自己株式取得などで920円まで底上げし800円台を固めていた。再度の下値確認が不可避となりそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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